ロックオンさんの受難

ガンダム00の感想をメッセで話していると、
ロックオンさんがものっそい勢いで愛すべきキャラに思えてきた。
まず、ガンダムマイスターの各人のあの名はコードネームであって、
本名では無いらしいという設定を聞いて。
あのコードネームは留美あたりがオペレータ連中と適当に決めたのではないか、と。


「あなた、射撃系ガンダムに乗るからロックオンね」
これからこの恥ずかしい名前で呼ばれるのが決定したロックオンさんの心中いかばかりか。
刹那、なんて同様に恥ずかしい名前で呼ばれるのが決定した少年は、
性格的にそんなの気にしないが、ロックオンさんは恥ずかしいはずだ。


「あいつ、いつもハレルヤ言ってるからハレルヤでいいんじゃね?」
「でも自分の名前が口癖って間抜けっぽくね? 自分の名前で想像してみ」
「確かに。じゃあ、ちょっと変えてアレルヤ
本人も、そりゃ憂鬱になる。ハレルヤ。


挙げ句、四人の中で年長ということでリーダー役を
務めなければならなくなったロックオンさん。
あんな調子の連中とコミュニケーションを取らねばならないとは。


ティエリア
色々話題を振るも、だいたいぶっきらぼうに返されて会話が途切れる。
一人目にして早くも挫けそうになるロックオンさん。


・刹那編
色々話題を振るも、ガン無視される。聞こえていないはずはない。
すると、あらぬ方向を見つめながら突然、
俺がガンダムだ」とわけのわからないことを口走る刹那。
まずい、これはコミュニケーション以前の問題だったと悟るロックオンさん。


アレルヤ
どこかちぐはぐながらも、何とか会話のキャッチボールが
出来ているような気がした。少し安心するロックオンさん。
と、思ったらアレルヤはずっと独り言を喋ってただけだった。
「ハレルヤ。僕は憂鬱だよ」
アレルヤ。俺も憂鬱だよ」
すると、たまたまそこにいたハロが
「ゲンキダセ、ゲンキダセ」と言ってくれた。
その夜、ハロのことを思い出し、ロックオンさんは少し泣いた。


上司のスメラギさんに相談するものの、「あなたが年長者なんだから」と
軽くいなされる。24歳にして中間管理職の苦労を知る事になろうとは。
とりあえず、己の心の均衡を保つため、ロックオンさんは
あのハロを戦場にも一緒に連れて行くことを決めた。


そして、本編へ至る。
といった妄想をした結果。ロックオンさん大好き。