放映自粛しないためのキャラクター設定
ちょっと不謹慎ですが、例の斧の事件を受けて、
放映の自粛が必要なさそうなキャラクター設定について考えてみた。
・テンプレート
XX日未明、●●県◇◇市で16歳の少年(or少女)が( A )で ○○(家族とか同級生とか)に重傷を負わせる事件が起きた。 なお、少年(or少女)は( A )を使う( B )が 登場する( C )という作品のファンであることが明らかになった。
A=道具
B=キャラクターの見た目
C=作品名
例:
A=鉈
B=制服姿の少女
C=ひぐらしのなく頃に
このA〜Cを代入して「ヤバい」と思ってしまうかどうか。
それが境目かもしれない。個人差はあるでしょうけど。
「B」が「高校生」とか「制服姿の少女」だと危険度が増す。
別に、刃物振るおうがそれが「侍」とか「騎士」だったら
そういう時代の話だから、で逃げる事出来ますし。
そして、「A」に入るのが「日常」「非日常」「非現実」の
どの要素の道具になるかでヤバさが変わる。
- 「日常」的な要素を持つ道具
作品として、普通すぎて面白みが少ないのかあまり例が出てこない。
だが、上記のテンプレに入れた際のヤバさ度はかなり高め。
例:前原圭一
A=金属バット
B=少年
C=ひぐらしのなく頃に
実際に撲殺シーンがあるのでやり玉に挙げられると危険。
ナイフが「日常」と「非日常」の間らへんな気はしますが、
入手しやすそうってことで。もし、これで相手を殺害して
バラバラにした事件とかってなったら洒落にならない。
- 「非日常」的な要素を持つ道具
普通なら手に入らない道具。漫画、アニメ、ゲームでは
「日常」な格好(服装)とのギャップによるインパクトが
でかいのでよく使われる組み合わせ。セーラー服と機関銃、みたいな。
現実でも、その気になれば手に入ってしまうのでそれなりに危険。
例:我妻由乃
A:斧(包丁も使った。包丁の場合は「日常」?)
B:女子中学生
C:未来日記
金属バットやナイフが「日常」でノコギリや鉈、斧が「非日常」なのは
個人的なイメージなので勘弁を。
しかし、何か事件があったら未来日記は相当にヤバい目で
見られそうな作品だなー、好きなんですが。
例:シャナ
A:刀
B:制服姿の少女
C:灼眼のシャナ
たまたま、事件の起こった家の誰かが刀剣の蒐集家って可能性も
あるので、起こりえない話でも無い。銃とかも下手すりゃ
手に入りそうで怖い。
- 「非現実」的な要素を持つ道具
その名の通り現実的に不可能なので、危険度はほとんど無し。
驚いたのが、自分の読んでた(読んでる)世代のジャンプ系バトル漫画が
ほとんどこれに属していたこと。例外はBOYくらい?(金属バット)
やはり、編集サイドでもチェック入れてるのかなと今さらながら感心。
そう、学生が活躍するジャンプ漫画を上記のテンプレに入れても
ギャグにしかならない。
例:空条丞太郎
A:幽波紋
B:男子高校生
C:ジョジョの奇妙な冒険
例:手塚部長
A:手塚ゾーン
B:男子中学生
C:テニスの王子様
例:石田銀
A:波動球(108式まであるぞ)
B:男子中学生
C:テニスの王子様
……でも、非現実な武器もった作品ばっかりってのもやっぱやだなー。
規制しまくって世に出る作品の幅が狭くなるのはちょっと。
邪気眼程度なら実害は無いけど、若人が変な影響を受けて
負の方向に感情を爆発させないことを切に願う。