私はもう一生に足りる恋をした

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ファイブスター物語 (12) (ニュータイプ100%コミックス)

ファイブスター物語 (12) (ニュータイプ100%コミックス)

待ちくたびれました。ニュータイプで立ち読みはしていたものの、
改めて通して見ると、なかなか面白い構成になってると思う。
12巻連続出場のアイシャと、ヨーンを絡めたトラフィックス3。
その少し前にサリオンにもちらっとコーダンテ家の内情を話させておいて
ちゃあの物語を最後にああやって持ってくるってのが素敵。
11巻の最後にプロムナードを持ってこられたときはいったい何なんだろうと
思ったのが今回でその真意が発覚して面白いのなんの。
読んでる途中で、ちゃあがバイトしていたのが○○○○○の屋敷だったことに
気づいてからはもう楽しくって。暴風三王女も楽しすぎた。
シリアスなところではフィルモアのダイ=グ、クリスティンの物語が。
祖母であるエナの前で少し弱さを見せるダイ=グ、そして全てを吹っ切って
強くなったクリスティンの凛々しさにノックアウト。
「たとえ花壇に花は咲かずとも、私はもう一生に足りる恋をした!」
個人的に12巻で一番の名台詞。ファティマが絡むので、FSSは毎回そうなんですが
今回はいつもに増して女達の物語って印象が強かった気がしました。
さて、13巻が出るのはいつになるかな。永野さんはなんかニュータイプ読んだら、
完全新作アニメ作り始めるみたいだしさ。軽く見積もって、4年後くらいかしら。


機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来 (角川スニーカー文庫)

小説版最終巻。地の文でキャラの心情が描写されるおかげか、アニメだと
「?」だった部分もなんとなく納得できてしまう後藤リウマジック。
小説版独自の展開として、アスランに敗北したあと、シンがルナマリアと共に
インパルスでレイのもとに向かおうとするシーンが追加されてたり。
このシーンでシンがレイの遺言を聞けたおかげで、シンもレイもかなり救われたと思う。
高山版(ボンボン連載版)の、自分で結論を出して最後の戦いに赴いたシンも
良かったけど、小説版(というかTV版準拠?)の流されるままに戦い、
それでも友のためにはまっすぐだったシンは悪くないと思えてきた。
なんか、こうやって他メディアで違う味付けされていく結末を見ていると、
色んな脚本家による最終回アレンジを見てみたくなったなー。
現実的ではないので、とりあえず次はTHE EDGE版の最終回に期待ということで。