われ猛獣と戦わば

今日の購入物

地上最強への道―大山カラテもし戦わば (ちくま文庫)

地上最強への道―大山カラテもし戦わば (ちくま文庫)

以前、大槻ケンヂのエッセイで紹介されてて、気になってた作品が文庫化。
とりあえず、第二章「われ猛獣と戦わば」の
「ライオン、虎、ヒョウと戦わば」まで読みましたが、なんかすげえ。
表題どおり、もし自分が猛獣と戦うなら……というのを、
脳内でシミュレートして書いてるんですが、なんというか。
虎やライオンに人間が生身で勝てるわけがないってのを、かなり強調しておいて、
「だがしかし、試してみたい奇襲作戦がある」と切り出す。
以下、その作戦。

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うまくダッキングしてもぐりこめたら、相手がオスライオンなら、
下半身にもぐりこんで、両手でがっしりわきをだき締めるか金の玉をつかみ
これを握りつぶしてみたい
思うに、彼らはそういう攻撃は受けたことがないと思うし、
甘いかもしれないが、あまりに奇妙な激痛に脱兎のごとく逃げていきそうな気がする。

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お、大山センセー!
あと、戦うなら広い場所で、とか、相手が年老いていることが絶対条件とのこと。
やばい、この本、面白いぞ。
バキのマイフェイバリットシーンの一つ、
「ライオンにサブミッション!」がどれほど偉業だったか(未遂ですが)わかるというもの。