KOBO総会出席

１９日（土）は、講談社ＢＯＸのファン会員イベントのＫＯＢＯ総会に出席。
講談社ＢＯＸでデビューした新人の先生３人と、太田前編集長ら編集チーム、
講談社ＢＯＸに掲載された各先生たちとのクロストークイベントが中心。

佐藤友哉先生が思った以上に面白げな方で驚いた。
ことあるごとに、
「みんな京都の奴のファンなんだろ？」
「戦慄の十九歳は知らなくても、京都の二十歳は知ってるもんな！」
と、西尾維新先生を「久米田の野郎」的に話題にしてたりとか。
佐藤先生と滝本竜彦先生のコントでは、
西尾維新先生からの質問ハガキに答えるコーナーも。
ひどい無茶ぶりだった。なんだよ、なぞなぞ魔神て。

滝本竜彦先生は、色々なメディアで見るようにスキンヘッドでした。
ＮＨＫにようこそ！のイメージが強いせいか、
発言するときに、かなりテンパってた状態だったのが印象的；
ああ、でもああいう状況すっげーわかる(笑)
コントのコーナーのときに、「iPhone買いまして」という話題になって、
「この中でiPhone買った人ー」という呼びかけに、つい手を挙げてしまったり。
まあ、その話のオチは、
「iPhone持っていい気になってても、俺なんかマクドナルドで
　店員にロクに注文も伝えられないようなダメな奴なんだ！」
でしたが(笑)。

渡辺浩弐先生の話は色々と興味深かった。
色んなものがネットでタダで見られてしまう状態において、
こういうイベントで関東以外からも交通費払って来てくれる読者がいることに
触れての価値感についての話とか、「空間」をリアルで共有することの話、など。
以前に読んだ、

ひらきこもりのすすめ2.0 (講談社BOX)

の内容も合わせると何かと考えさせられるというか。
あ、休憩時間中に来場者にサービスしていただいた、
渡辺さんの淹れたアイスコーヒー、とても美味しゅうございました。

閉幕後は、サイン本の物販とかも。
最初は一人一冊制限だったので、どれを選ぶか迷う。

傷物語 (講談社BOX)

も、西尾先生サイン入りだったけど、パンドラで読んだしなあ。
と、いうことで

灰色のダイエットコカコーラ

読もう読もうと思っているうちに店頭から無くなってしまったこれを。
まだ佐藤先生のは鏡家サーガにしか触れていなかったのでちょうどいい。
購入後、アンケートを書いていたら、購入冊数の制限を無くすと
アナウンスがあったので、新人の先生の中で、パンドラには別の読み切りを
載せていた針谷卓史先生の

花散里 (講談社BOX)

を購入しようとすると、いつの間にか本の置き場に
同人誌会場（行ったことないけど）のごとく、著者本人が座って渡していた(笑)
握手して購入。すると、他の先生おふたがたも「俺達もやる！」と座り始める始末。
その面白い状況に流され、「パンドラで読みましたけど、買っちゃいます」と
お二人の本も購入してしまいました。

エレGY (講談社BOX)

くうそうノンフィク日和 (講談社BOX)

精算コーナーで払っていると、太田前編集長が同じように３冊持って来た。
「へ、編集長自ら？」
「いやー、こういう機会でないと、編集本人は
　サイン本なんて　手に入れられないんですよ、実は」
とのこと。面白いなあ、この人ら(笑)

お土産のトートの中にはＫＯＢＯカフェで提供している飴や
危険な新人バッヂやペン、ステッカー、製本の際に出来る？テスト印刷物もろもろ。
（刀語最終巻の冒頭部分とかもあった。読んでない人にはすごいネタバレ）
あとはＢＯＸ版ひぐらしのイラスト担当のともひ氏のサイン入りＷステッカーなど。
いや、楽しかった。
あの「空間」では色々と刺激を受けました。

……帰ってきてから、佐藤友哉先生のサインはどんなのか、確認してみた。

なに書いてんだ、三島賞作家！