電車で業

制作中の版権シナリオは帰宅時の電車内、
座れた時に工人舎のノートPCでシナリオを弄っているくらいで、
この1週間は進捗が芳しくなかったので、この土日はもっと進めたい。

シナリオ制作

引き続きおぼえがき
・空属性武器説明ユニット移動
・ガス噴出演出
・表情対応
・ヴィレッタ追加
・日本地図と世界地図


シナリオ感想

できるだけ、プレイしたシナリオは拍手ボタン押したり、
感想を書いていくことにしたい。
って、いつもこんなことを言っては間を置くのな。


・スーパーロボ*フロア大戦(第8話Aまでクリア)
先週からちょこちょことプレイしていた、
グラフィックと演出が売りのオリロボ共闘シナリオ。
マップチップは基本的に独自のものを使用していて、
戦闘中のパッと見の画面が綺麗で驚いた。
戦闘アニメも独自のものがほとんどで、マシンガンで攻撃すると
ユニットアイコンからマシンガンを携えた腕部が現れたり、
ミサイルが発射されて連続命中する演出が小気味よかったり。
必殺技や高威力の武装では画像をふんだんに使った派手な演出が見もの。
特に8話A後半で主役機が使用できる必殺技の演出はTVアニメさながらの
動きをしていて驚いた(後で確認したら専用画像を220枚使用)。
細かなところでは、戦闘機が滑走路を離発着するマップ上の演出も良かった。
ただ、これらの演出はプレイヤー側のPCのスペックを相当に要求されてしまうのが。
システムやなんやらの読み込みのためか、
インターミッションから次のステージへ移行する際に、うちの環境では5秒程度でしたが、
人によっては数十秒待たされる場合も。戦闘アニメも全体的に重いとか。
このあたりは画像の連続描画のロジックで改善できるのかもしれませんが、
今のところ低〜中スペックユーザは置いてきぼりになってしまいそう。


戦闘は、特に独自のシステムは使っておらず割とベーシックなもの。
CODE:GRADIOという作品のユニットがちょっと面白かった。
汎用的に戦える指揮官機と、換装で格闘型か射撃型かが選べる基本型が数体。
格闘型の方にはエネルギー系の剣と実剣が装備されていて、
エネルギーのほうには「固」属性があるので戦闘に応じて使い分けるのが楽しかった。
パイロット能力には階級が設定してあり、指揮の恩恵を受けられるようデータが
組まれていたのも作品が特徴付けられていていい感じ。
そして、マップの配置やユニットの移動力のバランスはちょっと悪いステージも。
8話Aでの後半戦、初期配置を撃退したあとのボスユニットの出現位置まで
ユニット全機を移動させるためだけに数ターンを費やしたのは辛かった。


次にストーリー面。表に出ていないオリロボ作品の共闘ということで、
設定が複雑になりすぎてしまっているところが難点。
世界観を説明すべきプロローグ部分が、スパロボでよくある単純に解説テロップ文が
ロールアップしていくものなので、その部分にマップ演出や画像を使い、
それぞれの勢力や背景設定などを視覚的に理解させて欲しかった。
実際、プレイしていて地球連邦と統合軍が別の組織だと思っていたら、
地球連邦が組織したのが地球統合軍だったという勘違いを起こしたり、
各勢力の関連なんかがいまいち理解しづらく。
ストーリー本筋も、まだ作品も出揃ってないこともあるのでしょうが、
複数の作品の話がややちぐはぐな交わりかたで進んでいる印象。
上手く言えないんですが、作者側が伝えようとしているものと、
プレイヤー側が実際にプレイして認識しているものにズレがあるというか、
ストーリーの謎部分ではなく、展開やキャラの言動に「?」となる点が多い。
画像、演出、システムまわりなど全体的に丁寧に作られているので、
余計にこのあたりが惜しく感じてしまう。


ともあれ、表に出てないオリジナルロボット共闘シナリオという
敷居の高さはありますが、PCのスペックに自信のあるプレイヤーは、
一度プレイしてみても損は無いかと。