腱鞘炎誘発書籍
- 作者: 講談社BOX
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とりあえず、西尾維新先生の「真庭語」と、
倉田英之先生の山田風太郎トリビュート「アキバ忍法帖」、
北山猛邦先生の「ピストル・テニス」を読了。
「真庭語」は「刀語」に登場した真庭忍軍の初代真庭蝙蝠を主役にした短編。
「アキバ忍法帖」は、個人的に山田風太郎作品の中でもお気に入りの「忍法剣士伝」を
モチーフに、現代の秋葉原を舞台に……って、倉田先生なにをやってるんですか。
いや、この「忍法剣士伝」ってのが、ヒロインである北畠の姫様が
「びるしゃな如来」って術をかけられる話で。
その効果が、周りの男が姫の虜になるばかりか、姫に近づいた「だけ」でどんな男も
たちどころに絶頂に達して突っ伏してしまうという恐ろしいもので。
で、その姫さまを狙って、虜になった名剣士達がしのぎを削るという内容。
それを声優とオタクに置き換えてやってしまう倉田先生。
ってか、DVDマニアの回転銀盤之介って倉田先生自身では。
「だいたいおぬしは、もうMPEG2で記録されたおなごにしか興味がないのではなかったか?」
もう、馬鹿だなあ。投げっぱなしの最後はアレだけど。
「ピストル・テニス」それは銃を持ち、テニスをしながら相手を射殺する、決闘の一種である。
……なんだか、気に入った!